「OGの問題は本試験より簡単」というのは本当ですか?


Official Guide 問題が本試験や模擬試験の問題よりも「簡単に感じる」原因としては、以下の理由があります。

1. OG には、最も易しいレベルから最も難しいレベルまで、あらゆるレベルの問題が含まれているため、平均以上のスコアが取れる人にとっては半分以上の問題を簡単に感じるはずです。特にMathでは多くの日本人の方が満点近くを取れるため、その実力がある方にとってはOGの80%くらいの問題は簡単に感じるのも当然ではあります。

2. 模擬試験や本試験では受験者のレベルに合わせて問題難易度が変動する Computer-Adaptiveであるため、受験者にとって常にチャレンジングな問題が出題されるため「難しく感じる」ことが多いです。

3. 本試験ではプレッシャーや緊張感のため、特に最初の平均レベルの問題でも難しく感じることが多いです。

4. OG 問題で訓練する際には、時間を測って練習する場合でも、集中力が乱される出来事や急用があった場合は中断してから気を取り直して取り組めるものの、本試験ではそれができません。常に時間に追われて焦ることが多いです。

5. 本試験では「正解したと思って間違えた」問題に関しても答え合わせができないため、試験中の手応えとスコアがズレた時に「やっぱり本試験では易しく見える引っ掛け問題も多く、本試験で高得点を取るのは難しいものだ」と実感させられます。一方、OG では答え合わせができるため、間違えた原因がうっかりミスだった場合は「こんな簡単な問題だったのか。うっかりしさえしなければ本試験では楽に解けるはず」と考え、そのような問題を「簡単な問題」と認識することになります。




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